あなたは、今、家のクローゼットを見られても平気ですか。
「開かずの間」になっていませんか。
自分で自分のクローゼットを見たら、「見なかったことにしよう」と甘やかして許してしまうかもしれません。
でも、これを人に見られてもいい状態にすることが大事なのです。
私は、Oさんのご自宅を見せていただいた時、すごいなあと思いました。
お客様が来た時に、どの部屋も「大丈夫、見せられる」という状態にするには、その覚悟で片づけなければなりません。
「ここは開かずの間」と言ってしまうと、片づける意欲はなくなると思います。
収納というのは、決してバックヤードではありません。
裏のほうで人に見せないモノという日陰の存在にしてしまうと可哀想です。
きれいに収納されていると、収納ほどおしゃれなものはないのです。
デザイナーの家がよく海外の雑誌に載っています。
まったく生活感がなくて、こんなことはないだろうと思うかもしれませんが、でも実際そうなのです。
つまり、その人のポリシーが「見せられる収納」という状態になっているのです。
料理のうまい人のキッチンは、すごくきれいに片づいています。
その人の料理に対する姿勢があるから、鍋の積み上げ方、鍋のぶら下げ方、包丁の置き方、まな板の置き方が全部決まっている。
そこへちゃんとその人が戻すということは、その人の使いやすさでもあり、常に使っているということでもあるのです。
見られてもいい収納にする。
自信を持つと、モノが少なくなる。
モノが増えてくるのは、自信がないからです。
「自分はちゃんといいモノを着ているぞ」「貧乏ではないぞ」「ダサくはないぞ」「自分のポリシーでこれを着ているんだぞ」というモノを持っていたら、たとえ持っている洋服が少なくても自信を持てるのです。
モノをたくさん集めてしまうのは、人間の自信のなさの裏返しの表現です。
そのモノが好きで集めているのではありません。
机の上がきれいになっていると、「あいつは仕事をやっていないんじゃないか」と思われたくないので、散らかしたまま、忙しそうな素振りをするのです。
でも、「自分はちゃんと仕事をやっているぞ」という自信があったら、机の上がきれいに片づいていてもいいのです。
Oさんの、もう何年も使っているという机を見せてもらいました。
引っ越してもそのまま同じ机を使われているのですが、片づいていてとてもきれいです。
Oさんのクローゼットのキレイさには、本当に驚きました。
あれを見ると、大前さんの仕事のやり方がすごくよくわかります。
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